請求書はExcelでないほうがいい

請求書はExcelでないほうがいい。

というのは少々乱暴ですね。

 

データベースとして請求書のデータを持てるのならExcelで作っても問題ないと思います。

が、請求書って項目が複数あるので行で管理するデータベースで作り上げるのはちょっと面倒だし、そう作ったから便利に使えるか?というと作った人のスキルによっては、めちゃくちゃ不便になると思います。

 

時代は「便利なツールを探して、試して、決める」というところに来ています。

「自分で作る」という時代じゃない。

もっと頭がよくて、資金力のある人(会社)が世の中の便利な仕組みを使っていろんなことをサポートしてくれています。

私たちに必要なのは、情報収集力。

 

SNSをやっていると様々な広告が入ってきます。

そして、私が興味を持ってみている傾向を勝手に搾取して私に必要だと思う情報を目の前に見せてくれます。

うざったい!と思うこともあるのですが、「お!」と思う情報の方が実は多い。

 

個人事業主時代に使っていた会計ソフトをやめたのでそのソフト内で重宝していた請求書や見積書を作るサービスも手放さなければならず、あれこれみて直感的に触れそうで、とりあえずインボイスに対応していて、請求済みと入金済みが管理できて、取引先登録ができて…

モロモロ網羅しているのを見つけたのが「MISOCA」弥生会計が買収したところのようで、見た目がスッキリシンプルで、登録が難しくなく、「とりあえず使ってみようか」と前向きな気持ちになれるところが気に入った。

この手のソフトは、会計の達人があれもこれもと詰め込みすぎて開いただけでやる気をそぐものがほんと多い。

 

私の判断は、会計が初めての人にでも教えられるか否かである。自分が使うだけに終わるかもしれないけれども、そういう基準で選ぶ。

ITオンチ、IT苦手さんを教え続けて15年以上、開くだけでうんざりし「無理!」と思うものは教えられない。し教えたとしても覚えてもらうのに時間がかかる。

 

個人、法人に限らず請求書を作る、会計を入力するというのに時間がかかりすぎるのはナンセンスだ。

そんな時間があったら一人でも多くのお客様を探しに行った方がいい。

 

未だ手書きの会計をしているとか、請求書を発行しているとかは論外だけど、毎月Excelをコピーして新しい請求書を上書き入力して保存している。

なんてのも、平成すら通り越して昭和。

 

 

とはいえ、そうやって長年やってきたことを変えるのは勇気がいるよね。

起業したところ。代が変わったところ。そういう時に世の中にどんな便利なものがあって、それを取り入れることによって何が便利になるのかを素直に知ることが大事だと思うし、その成果が出るのは意外と数か月先とすぐのことに思いますよ。

 

とはいえ、現在切り替えた会計ソフトがまどろっこしくてもっと便利なものに変更しようか思案中。

今のソフトの一番のめんどくささが「クラウドではない」こと。「バックアップデーターを税理士にメールで送る」なんて、今どきではない。

一応そのソフトの面目があるので言っておくがクラウド化じたものがあるそうだけど、けっこうな規模の企業用でお高いのだそうだ。

 

小さな小さな法人、個人事業主こそあれもこれもひとりでやらないといけないから便利で楽で効率的な会計ソフトが使いたいのにね。そのおまけに請求書などの販売管理もついていたらほんと助かるのに。税務上に必要なことと経営上に必要なことを分けたがるけど、経営者にとっては同じ流れの中にあるものだから、重複した作業があるのは非効率だとやっぱり思ってしまう今日この頃。

 

みなさんどうしてますか?